緑内障の早期発見

※本ページの内容の一部は京都府立医科大学附属病院眼科の許可を得て転載しています。

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7)緑内障を早期発見するには

近年行われた大規模な緑内障の疫学調査「多治見スタディ」から、我が国では40歳以上の5%が緑内障であることが判明しました。また、緑内障のおよそほぼ9割の患者さんが、自分が緑内障であることを知らない未診断の状態になっているという、驚くべき事実も同じく明らかとなりました。

2030年には、日本の総人口は117,579,000人になり、そのうち40歳以上の人口は85,132,000人、そのうちの5%が緑内障患者さんだとすると4,256,600人が緑内障の治療が必要だと言えます。ただ、治療が必要な患者さんのうちおよそ9割の患者さんが、まだ緑内障であることを知らずにいる潜在患者さんであると仮定されます。これらの患者さんの掘り起こし、早期発見早期治療は重要な課題です。

緑内障はどうやって早期発見できるのでしょうか。最近では新聞などで緑内障を見つける広告が出たり、眼科パンフレットなどに自分で緑内障を発見するための道具を見かけることがありますが、自分で自覚症状が出ない緑内障を努力で見つけるのはかなり難しいのが現状です。視野が中期に入るくらい欠損するまで自覚症状は出ないものです。

ではどうやって緑内障を見つければよいのでしょうか。健康診断の一環で緑内障検診を受けて発見される、たまたまほかの症状(ものもらいや結膜炎など)で眼科に受診した時に偶然発見される、 また一つには血のつながった親戚、特に父、母、兄弟などに緑内障の人がいて、心配になり眼科で緑内障のための診察を受けに行って発見される、などの可能性があります。 緑内障が見つかってこそ、治療開始に行くことが出来ます。既に欠けてしまった視野は元に戻すことはできません。それゆえ、緑内障は早期発見、早期治療が望ましいのです。

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